心臓の難病「拘束型心筋症」を患い、闘病を続けるさいたま市の小学3年、
両親らによると、美羽さんは小学1年だった2019年の健康診断で異常が見つかり、同年7月、県立小児医療センターで病気と診断された。元々、体力のある方ではなかったが、すぐに疲れて小1の3学期からは学校にあまり行けなくなった。投薬で症状を抑えるため、20年3月頃から同センターに入院している。
コロナ禍で、両親とは1日に2~4時間、どちらかとしか面会できず、弟(5)とは一度、ガラス越しに会っただけ。「おうちに帰りたい」とこぼすこともある。将来の夢は、大好きな「アイスクリーム屋さんになること」だ。父親の啓太さん(38)は「せっかく生まれてきたので、願いをかなえてあげたい」と涙ながらに訴えた。
拘束型心筋症は、心臓の筋肉が硬くなる原因不明の病気で、心不全や不整脈を起こしやすくなる。現在、美羽さんは30メートルほど歩くと、息切れしてしまうという。主治医の同センター循環器科・吉田賢司医師は「症状の進行があり、あまり時間がない」と説明する。
募金活動は、啓太さんの同僚らでつくる「みうちゃんを救う会」が行う。問い合わせは、同事務所(048・645・1130)へ。
難病患う小3の女の子、「心臓移植しか助かる道ない」…両親が募金呼びかけ - 読売新聞
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