第二十二章 『アニメーション』(二)
こんな女の子になれたらいいのにな、こんな子が友達にいたらなあ、と願ってやまないのは『カードキャプターさくら』のさくらちゃん。 突然現れた、この世に災いをもたらすといわれている魔法のカード、「クロウカード」の封印を解いてしまい、その回収に奮闘するさくらちゃんは、いつでも明るくまっすくで一生懸命。 ちょっとドジっ子ですぐ嘘を信じちゃって、運動神経抜群で、友人思い……もうそれだけでも十分かわいい。
でもさくらちゃんの魅力はそれだけじゃない。 彼女の周りの人をそのままに受け入れる様は、作品世界の中で現れるありとあらゆる形の愛、性別や年齢や社会的立場、人間か否かをも超えて、ただ相手を大切に思う気持ちを偏見なくあるがままに受け止め肯定する、物語の姿勢にも通じている。 どのような困難を前にしても自分と自分の大切な人のことを信じて立ち上がり、自分を認めていなかった相手にさえ「“主”とかじゃなくて 、“仲良し”になってほしいな」と手を差し伸べるさくらちゃんの姿に、ああ、これが本当に強いってことなんだろうなあと思った。 彼女のような人物になれるとは思わないけど、せめて友達になって欲しい。そしてくじけそうになった時に、あの魔法の言葉をかけてもらいたいのだ。 「絶対、だいじょうぶだよ」ってね。 ※ドレス¥36000/HOUGA
宇垣美里にQ&A
Q. 学生です。友人が遊びに誘ってくれることは嬉しいのですが、遊びに費やすお金や時間を趣味やコスメ代に使いたいと思ってしまいます。もはや友人は必要ないのではないかと考えるようにもなってしまいました。率直ですが、宇垣さんは友人はいた方がいいとお考えですか? 宇垣さんの友人付き合いの価値観についても気になります!(なすび 21歳女性) A. 私は何度も友人に救ってもらえたので、いて良かったなあと思います、が、そもそも絶対量がそこまで多くないのかも。人間関係は狭く深く派。1人の時間がないと苦しくなっちゃうので、常に誰かと一緒ってことはないんですけど、まあ月に一回ぐらい会う友達が何組かいます。別に何から何まで伝える必要もないし、毎週会うこともないけれど、疲れ果てた時とかひとりぼっちの時に一緒にいるだけで落ち着くような相手は絶対にいた方がいいですよ。自分の代わりに自分の不幸を怒ってくれる人がいると、それだけで生きる理由になる。
こんな女の子になりたい、宇垣美里が「カードキャプターさくら」に憧れる理由(NET ViVi) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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