2人は少年野球チーム「井泉MAX」の内野手同士だった。それぞれの中学に入学して間もない今月10日午後5時ごろ、一緒に自転車で帰宅途中、埼玉りそな銀行羽生支店辺りを1人で歩く女児を発見。「1人では危ない」と気になり、声を掛けた。 持田さんは「女の子に『お母さんはどこ』と聞くと、『免許センターに行っている』と答えた。『どこに行くの』と聞くと、『友だちの家に行くところ』というので、一緒に付いて行った。その家は留守で、親が心配していると思い羽生警察署に女の子を届けることにした」と話す。 女の子は、自宅から約1・5キロを1人で歩いてきて、2人から声を掛けられ、保護された。2人は自転車を降りて女の子にずっと寄り添った。発見場所から羽生署まで約1キロ間を一緒に歩き、女の子が大好きなアニメの話をするなどして優しく接した。 田中署長は「暗くなりかけている時間帯でもあり、保護してもらわなければ事件または事故につながる可能性もあった。優しさと正義感あふれる行為に感謝したい」と2人の連係プレーをたたえた。
1人で歩く女児、暗くなる時間帯に…中学生2人が保護 気になり声掛け、埼玉・羽生警察署まで寄り添う(埼玉新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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