近所に住む2歳の女の子が国軍の砲撃を受けて、足に大けがを負った。病院にも連れて行けず途方に暮れている――。15日午後、ミャンマー北西部チン州ミンダット郡区に住む友人からメッセージが届いた。音声メッセージを再生すると何発もの銃声が響き、足がすくんだ。
時を同じくして、日本に暮らす妹から2歳の姪の写真が送られてきた。コロナ禍で外出もままならず、体力を持て余しているようだが、元気そのもの。満面の笑みを浮かべる姪の写真に和んだのもつかの間、同じ年齢のミャンマーの女児のことが頭に浮かんだ。
日本やタイでは新型コロナの影響で生活が一変したものの、窓の外に目をやると、これまで通りの光景がある。一方、隣国では日々多くの人の命が危険にさらされている。すぐ隣の国なのに、こんなにも状況が違うものなのか。残酷な現実にやるせない気持ちになる。(香)
テイクオフ:近所に住む2歳の女の子… タイ・社会・事件 - NNA ASIA
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