Rechercher dans ce blog

Tuesday, July 27, 2021

「学校に行きたくない」 小1の女の子を救ったのは… - 朝日新聞デジタル

 「学校に行きたくない」。小学1年生だった女の子はそんな思いを抱えていました。でも、年が離れた中学生の「お姉さん」が毎日一緒に通学してくれるようになり、学校に行くのが楽しみになりました。数年後、母親が感謝の気持ちをお姉さんに伝えると、返ってきたのは意外な言葉でした。

突然のインターホン

 昨年12月のこと。千葉市の小原すみれさんは10歳の誕生日を迎えた。

 母の藍さん(42)は、家の外ですみれさんのクラスメートの母親と世間話をしていると、自宅の前を行き来している高校生ぐらいの女性に気づいた。どこか家を探している様子だった。

 藍さんが家に戻るとインターホンが鳴った。「松野由來(ゆら)です」。名前を聞いて、藍さんははっとした。急いで、長女のすみれさんを呼んだ。「お姉さん」だ。

◆今秋「ひととき」が誕生70年になるのを記念し、俳優の渡辺えりさんと投稿者らが語り合うオンラインイベントを6月下旬に実施しました。ぜひ動画(http://t.asahi.com/rfhtk70別ウインドウで開きます)でご覧下さい。無料。小原さん親子も登場します。

 すみれさんは小学1年生のとき、学校の友だちに意地悪をされることがあった。前日までは普通に話してくれていたのに、翌日はしゃべってくれない。「学校に行くの嫌だな」「一人で行きたくない」と藍さんにこぼすことがあった。

相手は中1 「いずれ離れて…」

 ある日の通学路。一緒に通学していた友だちが後ろを歩いていた中学生に声をかけた。由來さんだった。時々通学路で見かけ、何となく気になっていた。「今度から一緒に学校行かない?」と由來さん。突然だったけれど、すみれさんはとてもうれしかった。家に帰るとすぐに、藍さんに「お友だちができた」と声を弾ませた。

 すみれさんが通う小学校と由來さんの中学校は隣り合っている。毎朝15分の通学のおかげで、すみれさんは学校に行くのが楽しみになった。

 お姉さんの存在は、藍さんも…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

残り:1557文字/全文:2253文字

Adblock test (Why?)


「学校に行きたくない」 小1の女の子を救ったのは… - 朝日新聞デジタル
Read More

No comments:

Post a Comment

「歯磨き」を巡るバトルが勃発! 絶賛イヤイヤ期中の女の子と、終始ニコニコのワンちゃんの対比が面白すぎる - マイナビ子育て

頭隠して尻隠さずとは、まさにこのような状態ですね(笑)。 対比がスゴイ 全力で歯磨きを嫌がる女の子と、逆に歯磨きを楽しみにしているワンちゃんの動画。正反対の反応を見せる、女の子とワンちゃんに注目です(笑)。 拡大する 「イヤイヤ期」の意味はたぶん分かってな...