神戸市北区で11年前、私立高2年、堤将太さん(当時16歳)が刺殺された事件で、当時17歳のパート従業員の元少年(28)(殺人容疑で逮捕)が事件の数か月前に高校を退学し、現場付近に転居してきたことが、捜査関係者への取材でわかった。元少年は容疑を認め、「(堤さんが)女の子と一緒にいて腹が立った」という趣旨の供述をしており、兵庫県警は退学して以降の元少年の生活状況を調べる。
発表では、元少年は2010年10月4日夜、神戸市北区筑紫が丘の路上で、堤さんの首などをナイフで複数回刺し、殺害した疑い。
捜査関係者によると、元少年は、県外の高校を退学して引っ越してきたが、事件後に転居したという。
堤さんは襲われた時、知り合いの少女と一緒にいた。元少年は調べに対し、2人が一緒の様子を見て腹が立ち、ナイフで刺したとの趣旨の供述をしたという。少女は県警に対し、「襲ったのは知らない男だった」と証言。県警は、面識のない堤さんを突然襲った可能性があるとみて調べている。
元少年は、遅くとも約5年前から愛知県豊山町で両親と生活。約2年前から働いていた県内の会社では遅刻や欠勤はなく、男性幹部は「真面目で人間関係のトラブルもなく、頼りにしていた」と語った。
神戸高2刺殺、元少年は「女の子と一緒にいて腹が立った」 - 読売新聞
Read More
No comments:
Post a Comment