大津市の17歳の少年が6歳の妹に腹を蹴るなどの暴行を加えて死亡させたとして逮捕された事件で、きょうだいは以前、それぞれ別の児童養護施設で暮らしていましたが、ことし4月から親と同居するようになったことが児童相談所への取材でわかりました。
今月1日、大津市の公園のジャングルジムの下で小学1年生の6歳の女の子が倒れているのが見つかり死亡し、無職の17歳の兄が暴行を加えて死亡させたとして、4日、傷害致死の疑いで逮捕されました。
警察は5日、兄の身柄を大津地方検察庁に送りました。
大津市にある県の児童相談所によりますと、このきょうだいは経済的な理由などから、それぞれ県外の別の児童養護施設で生活していましたが、ことし4月から母親と3人で同居するようになったということです。
児童相談所は月に1回ほど自宅や学校を訪問して、家庭環境に問題がないか調べていたということです。
その際、母親は「兄が妹の面倒を見てくれている」と話していたということで、児童相談所による訪問では、女の子が虐待を受けている様子は確認できなかったということです。
警察によりますと、女の子は内臓の破裂や骨折などを含む100か所ほどのけがをしていたということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
【深夜にコンビニ訪れたきょうだい】。
きょうだいは先月、深夜にコンビニエンスストアを訪れていました。
このコンビニエンスストアによりますと、女の子は、先月20日の午後11時50分ごろ、店を訪れました。
外の駐車場には兄とみられる若者もいたということです。
深夜に小さな女の子が外出しているのを不審に思い、店の従業員が警察に通報しました。
当時の様子は店の防犯カメラにも写っていました。
警察によりますと、このとき女の子にけがは見当たらなかったということです。
警察からの連絡を受け、児童相談所は今月4日に母親と面会する予定だったということですが、事件はその前に起きました。
大津 6歳の妹暴行死疑いで17歳の兄逮捕 同居は4月から|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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