そもそも、どうして37年ぶりにハワイでガラス瓶が見つかったのか。
道田教授は「4年から5年かけて太平洋を時計回りに進む亜熱帯循環と呼ばれる海流に乗って、北半球を何度か回り、最後には、嵐や高波でハワイにたどりついたのかもしれない」としています。
このガラス瓶をきっかけに、新たな交流が始まっています。
クラブの元顧問で、送り返されたはがきを受け取った林潤教頭は、父親のジョン・グラハムさんとメールでやり取りをしました。
この中でジョンさんは「娘の人生に貴重な経験となり、いい教育となった」と記していたということです。
また、高校の生徒たちは、お礼の気持ちを伝えるとともに、漁業の盛んな銚子のことを知ってほしいと、手紙に大漁旗のミニチュアを添えてアビーさんに送ることになりました。
2年生の八角希美さんは「温かい対応に感動しました。長い距離をつないでくれた縁を一生大切にしたい」と話していました。
また、2年生の山口明日香さんは「再び、いつか海外の誰かとつながることができたときに、ちゃんと話ができるよう語学を学ぼうと思いました」と話していました。
現在は、環境保全のため、こうした瓶を使った調査は行えませんが、今回の発見は来月開催される漂着物学会で報告されることになっています。
37年前に千葉の海に流したガラス瓶 ハワイの女の子が発見 - NHK NEWS WEB
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