色とりどりのランドセルが店内に並ぶ「土屋鞄(かばん)製造所 童具店・神戸」(兵庫県神戸市中央区)。今年、人気が高かったのは、男の子も女の子も選びやすい落ち着いた色合いをそろえたランドセル「RECO(レコ)」シリーズだった。性別と色を結びつける考えは、ランドセルの世界でも消えつつある。
「好きな戦隊ヒーローが赤だから赤が欲しい」「好きな新幹線の色が赤だから赤がいい」。太田垣吏(つかさ)店長(36)は、10年ほど前から、保護者にそう訴える男の子が増えてきたと感じているという。「『女の子は赤』『男の子は黒』というのは大人の固定観念で、子どもたちにはそれぞれ好きな色や欲しい色があるんです」
RECOは、土屋鞄製造所(東京都)が「ジェンダーレスのランドセル」と銘打って今年加えた新シリーズだ。全国の店舗などで発売されると、同社の全製品61種類の売り上げトップ5のうち、四つを占める人気シリーズとなった。
「男の子に赤」 心配する保護者も…
特徴は「シンプルで中性的」…
「女の子に赤」「男の子に黒」 大人の固定観念? 変わるランドセル - 朝日新聞デジタル
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