フェムケアについて以前よりオープンに話せるようになり、更年期や思春期など女性のライフステージに合わせた商品や知識がどんどんアップデートされている今。親としては、きたる娘の“思春期”、気になりますよね。思春期にはどんな変化があるのか、そしてどうフォローしてあげられるのか、令和バージョンの常識をお伝えします!
思春期の女の子の体は、どう変化していくの?
今回取材にお邪魔したのは、UNIQLO TOKYOで行われた<ママと子どものフェムケア~思春期の女の子の心とカラダ~>というイベント。登壇した産婦人科医・高橋幸子先生によれば、 「月経に向けての二次性徴が起こり、まず胸が発育していきます。乳首が目立つようになりふっくらしてきて、脇や股に毛が生えてきます。そして身長が急激に伸びて月経を迎えるという流れ。初潮後もしっかり栄養と夜の睡眠をとることで背を伸ばすことはできます」 ふっくらしてくる胸は、まるで妊娠中のように張って痛いことも。変化にソワソワ、楽しみだったり不安もあったような…。 「体の変化が起こる=順調に育っていることだと、親がまずポジティブに捉えて伝えてあげること。お風呂に一緒に入っていたら、この先こういうふうに育っていくよ、それは嬉しいことだよと伝えてほしい。ママ自身が思春期の頃、ファーストブラを買った時のことなども教えてあげて。そんな話を共有することでお互いにホッとできるし、この先も相談できる相手だと思ってもらえると思います」
産婦人科を子どものうちから上手に頼って
先生のところには、試験や運動会、修学旅行などに生理が当たってほしくないという相談も増えているそう。 「月経移動はお子さんでも行っています。月経がくる一週間前までに相談すると、後ろにずらすことができますよ。また受験などで長丁場の場合は、低用量ピルで時期をコントロールすることもできます。生理が来るとパフォーマンスを発揮できない、という時は産婦人科を上手に味方につけてください。小さい頃から産婦人科に行き慣れていることは、例えば将来緊急避妊薬が必要になった時もお守りになります。まだ残念ながら日本では薬局では買うことができないので。また、初潮というのはいつ始まるかわかりません。知らずに突然きたらびっくりするので、事前に教えておくことが大切ですね」
思春期の女の子の体と心にどう寄り添う?変化をポジティブに伝えて|VERY(magacol) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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