近年、芸能人がアパレルブランドなどをプロデュースすることが増えている。しかし、自身をプロデュースすることと、自分のブランドをプロデュースすることは似て非なるもの。いっときは話題を提供しても、ビジネスの世界で存在感を示し続けることは難しい。
そのような状況下で、頭一つ抜けているのが小嶋陽菜さんがプロデュースするアパレルブランド「Her lip to」だ。常設の実店舗を持たずオンラインでの展開が基本ながら、毎シーズン完売アイテムが続出。この12月には東京と大坂でのショッピングイベントも大盛況のうちに終えた。
かつてアイドルとして男女ともに熱烈な支持を受けた小嶋さんは、なぜビジネスの世界でも成功を収められたのか。『ミレニアル世代のお金のリアル』の著書もある「ミレニアル世代のお金の専門家」であり、自身も小嶋陽菜っさん強く推す横川楓さんが解説する。
小嶋陽菜、アイドルからブランドディレクターに
小嶋陽菜さん、33歳。国民的アイドルとも言われたAKB48の元メンバー。アイドルを卒業した彼女は今、ブランドの経営者として活躍しています。アイドル時代のファンはもちろん、卒業してからのキャリアである今に至っても、ファンを増やし続けています。
「モノ消費よりコト消費」と言われている現代に、小嶋陽菜さんのスタンスは、ビジネスをする上で誰しもが履修しておくべきものであり、一人の人間としてとても尊敬できる存在だと筆者は考えています。
現在の小嶋さんと言えば、アパレルブランド「Her lip to」のクリエイティブディレクターとして多方面で活躍しています。Twitter上でも経営者との交流やHer lip toの採用についてツイートをしたり、YoutubeなどでHer lip toのブランド運営の様子をアップするなど、ただ服のデザインを考えるだけの立場ではなく、自身のブランドの経営から運営まで積極的に携わっている様子が一目でわかります。
2018年の6月に立ち上がったHer lip toは、決して安くはない価格帯の商品が並ぶものの、当時から発売即完売のアイテム続出の人気ブランドです。
芸能人のアパレルブランドというと、あまりうまくいかない印象がある中で、実店舗のないオンラインショップのみでここまで根強い人気があり、日々顧客も増えて成功しているブランドは、ほかにないのではないでしょうか。
小嶋陽菜はなぜ「女の子の神様」であり続けるのか?「Her lip to」絶好調の秘密 - 現代ビジネス
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