俳優のディーン・フジオカ、女優の蒔田彩珠が6日、都内で行われた映画『Pure Japanese』公開御礼舞台あいさつに登壇した。撮影時には、蒔田のプロの女優としてだけでなく子供らしい一面も感じていたというディーン。松永大司監督は「すばらしい女優さんであるけど普通の子だったりして。ディーンさんが彩珠を抱きかかえて置くラストの芝居では『やった!お姫様抱っこされた!』って撮影の後に喜んでた」と暴露した。
【写真】“リベンジ舞台あいさつ”に登壇したディーン・フジオカ&蒔田彩珠
これに思わず照れ笑いの声を上げた蒔田に、松永監督は「こいつ~、こんなシリアスなシーンで、なにがお姫様抱っこだよって。シリアスなシーンなのに『やった!』って喜んでた」と続けると、蒔田は「うれしかったです。やっぱりお姫様抱っこは女の子の憧れなのでうれしかったです」と告白。ディーンも「お姫様抱っこゲット!みたいな感じだったね」と蒔田のかわいらしい一面を明かした。
企画・プロデュース・主演に加え、狂気的な役でアクションにも挑戦したディーンは「とにかく負担が大きくて。大変だったな、という思い出。やっぱりアクションのフッテージを撮るのは時間も手間もかかる。夜の撮影では日が暮れて登るまで連日連夜やっていたから、血まみれ、泥まみれ、汗まみれだったり、怪我したり…。いろんなことがあって。撮影が終わって達成感はあったけど一言でまとめるとめちゃくちゃ大変でした」と苦労を述懐した。
一番間近でその姿を見てきた蒔田は「私はアクション映画をやったことがなかったので、本当にみなさん全力でカッコいい」と感激。「女子高生のアユミだったり、夜の仕事をしてるアユミだったり、立石とはしゃいでるアユミだったり、いろんな人間性が見れる役だったので演じていて楽しかったです」と満喫した様子。
そんな蒔田にディーンは「やっぱり女優としての彩珠はプロでしたよ」と絶賛。「最近よくメディアで言うんですけど、この1年半くらいの彩珠の変化。僕のなかでの楽しみになってる。女優の仕事は当時からプロでしたけど、芝居ができないと絶対にできない役のなかで蒔田彩珠という女優をキャスティングして、やるべきことをやるのはもちろん、子供らしさや無垢なあどけなさがどう大人になっていくのか、自分は楽しめる。親戚のお兄さんのような感覚」と目を細めた。
過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる主人公・立石(ディーン)が、両親のいない孤独な女子高生・アユミ(蒔田)を救う、王道クライム・サスペンス×ボーイミーツガールとして描きつつ、一皮めくると別の一面が見えてくる――。どちらの主人公が本当なのか? 主人公の持つ二面性を描く狂気のバイオレンス・アクション・ムービー。
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蒔田彩珠、ディーン・フジオカから“お姫様抱っこ”に歓喜「女の子の憧れ」 - 沖縄タイムス
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