国内
警察署の階段を降りてきたのは、強盗致傷の疑いで逮捕された無職の中村博樹容疑者(21)。
現金を奪おうと、19歳の少年と共謀し、40代の男性を襲った疑いが持たれている。
事件は3月5日午後9時前、東京・北区の公園で起きた。
ところが待ち受けていたのは、思わぬ結末だった。
公園でネコと遊んでいた男性に対して、中村容疑者と19歳の少年が、「おいてめぇ、俺の女に何してんだ。金出せ」と因縁をつけたのだ。
ところが現場には、それらしい女性はいなかった。
それにもかかわらず、顔面を殴るなどの暴行を加え、ショルダーバッグを奪ったのだ。
右頬の骨を折るなどのけがをした被害男性は、近くのスーパーに逃げ込んだという。
一方、中村容疑者らは奪ったバッグの中から、巾着袋だけを持ち出した。
しかし...。
小澤陽子キャスター「奪った巾着袋の中に入っていたのは、御朱印帳2冊でした。これを巾着袋の中に入れて触ってみると、非常に固くて、ずっしり重い印象です」
19歳の少年は、巾着袋に現金が入っていないことがわかると、逃げた被害男性を追いかけてスーパーに入った。
その姿をとらえた防犯カメラ映像などが決め手となり、29日に逮捕されたのだった。
調べに対して、19歳の少年は「金がほしくてやった」と容疑を認めているが、中村容疑者は「少年が胸ぐらをつかんだりしましたが、金は取っていない」と容疑を否認している。
警視庁は、余罪があるとみて調べを進めている。
「俺の女に何を」と言いがかり 男性の顔面殴りバック奪う - FNNプライムオンライン
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