モテモテになりたい! アニメやゲームのイケメンのように、女の子をちぎっては投げ、ちぎっては投げをしてみたい! 愛されるより愛したい! マジで。そんなことを日々考えていながらアラフォーになってしまったリプ斉トンです。こんにちは(絶望)。
男子なら誰でも一度は夢見る願望に支配された俺のもとに、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』は現れた! 本作は、モテモテになった主人公に群がる女の子を眼力でメロメロにするという、なんとも紳士的なゲームなのだ。
本稿では、2022年3月17日発売のNintendo Switch版『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のエクスタシーなプレイレビューを掲載! 女の子の敏☆感な部分を狙い撃ち! 刺激が強すぎて女の子も“くてっ”ってなっちゃう眼(ガン)シューティングゲームの内容に迫ります!
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人類には早すぎたゲーム! だが俺は追いついた
さてさて、『ぎゃる☆がん』は2011年にXbox 360にて第1作が発売されたゲームシリーズ。2021年には10周年を迎えており、意外と長い歴史を持つゲームなんですな。
Nintendo Switch版『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』は2015年に発売された同作の移植版で、他機種版のDLCがほぼすべて収録されているという大ボリュームな内容となっている。
主人公の久時峰大(くどきほうだい)は、これまでモテたことのない一般男子学生。しかし、天使えころのミスにより、今日1日だけ尋常じゃないくらいモテてるようになってしまった!
今日が終わるまでに意中の女性と結ばれなければ、以降、死ぬまで一生モテない人生を送るはめになるという。焦った主人公は、告白してこようとする女性を眼力(通称フェロモンショット)で退け、意中の女性を探すことになるのだった……。
……この設定を作ったのは誰だぁ!(海原〇山) インティ・クリエイツか!
ムフフとシューティングが見事に融合したゲームシステム
そんな破天荒な設定の本作なだけあり、ゲームシステムも非常に紳士的だ。画面は一人称視点で、決まったルートを移動し、道中で獲得したスコアを競う、俗に言う“レールシューター”方式。
本作で迫ってくるのは、兵士でもゾンビでもなく、かわいい女の子たち! プレイヤーは自分に告白しようとする女の子をフェロモンショットで昇天させ、ステージのクリアーを目指していく。女の子に告白されてしまうと精心力(体力のようなもの)が減少。ゼロになるとゲームオーバーとなり、その場で復活するか諦めるかを選ぶことになる。
ステージをいくつかクリアーすると、どのヒロインのルートに進むのかを任意に決定できる。ルートを選んでしまえば、あとはクリアーを目指すだけ。道中のプレイの結果によってルートは分岐しない。
ただし、ルート決定後は、ヒロインの好感度やプレイの結果によってエンディングが変化する場合もあるので、覚えておこう。
一度でいいから見てみたい女の子が昇天するところ
女の子を昇天させるフェロモンショットを用いたシューティングパートは、いろいろな意味で気持ちイイ(!)内容になっている。フェロモンショットを女の子に撃ち込めば、女の子は体をビクっとさせて昇天。その場にくてっと倒れ込んでしまうのだ!(力説)
また、一般的なシューティングゲームの“ヘッドショット”に相当する要素も、『ぎゃる☆がん』らしく昇華。女の子にはそれぞれ体に敏感な部分がある。そこにフェロモンショットをぶち当てると“エクスタシーショット”となり、女の子を一撃で昇天させられるのだ!(興奮)
エクスタシーショットで女の子を昇天させると獲得スコアが高くなり、連続でエクスタシーショットを決めることでもスコアにボーナスが加算される。舐め回すように女の子の体を調べ、敏感なところを冷静にショットするようになれれば、グングン(スコアが)伸びていくだろう(※)。攻略はもちろん、ハイスコアを狙いたい人にとっても重要な要素となっている。
※シューティングゲームのお話です。
無駄にズームしたくなる罪なシステム
また、本作で注目したいシステムがこちら。シューティングパート中にRボタンを押すと“透視ズーム”状態になり、遠くの景色がズームできるほか、一部の障害物が透けて見えるようになる。ゴミ箱などの障害物の影にはアイテムや女の子が隠れていることがあるので、怪しい場所は透視ズームでしっかりとチェックするクセをつけることが攻略のポイントだ。
さらに、この透視ズームにはすんばらしい特徴が……。なんと、透視の力は女の子にも効果があり、衣装もスケスケになってしまうのだ!!
制服や体操服、果ては水着など、どんな衣装を着ていても、透視ズームの前には無力……。本来の目的はあくまでズームで、服装が透けてしまう機能は副作用らしい(公式サイト参照)。ブラとパンツが見えてしまうのは、あくまで事故。つまり合法。「これはしかたないんだ!」と自分に言い訳しつつ、まじまじと女の子のあられもない姿を堪能するべし。
ちなみに、公式サイトによると、下着の種類は1キャラクターにつき6種類もあり、全450種類も収録されているんだとか! 天才かな?
ところで、水着を着るときって、ふつうは下着は着けないですよね……。じゃあ水着姿の女の子に透視ズームするとどうなるんですか?
さらにさらに! この透視ズームで女の子をチェックすると、バスト、ウェスト、ヒップのサイズを解析することも可能! 「高校生でバスト94だと!? スカウターの故障か!?」みたいな遊びもできる。
この透視ズームを活用したシステムは、なかなかにニクいゲームのスパイスになっている。ゲームのシステム上、効率よく攻略するには、女の子が出現したら告白される前にエクスタシーショットで昇天させる(たぶん人生で二度と書かないであろうすげー文章を書いた自覚がある)のがベスト。女の子の敏感なところはズームしなくてもカーソルを合わせれば表示される。障害物に隠されたアイテムなども、クリアーに必須なものはない。つまり、クリアーを目指すためだけなら、透視ズームを使う必要はないのだ(遠くの女の子を精確に撃つために使うことはある)。
だがしかし! 本作をプレイしていると、ついつい透視ズームを使ってしまう自分に気が付くだろう。女の子に告白されてしまう前に昇天させなければいけないのに、ついついブラとパンツを見てしまうのだ。これは呪いか!? いや、DNAに刻まれた本能なのだ。
女の子に近距離まで接近されると直接告白(直接攻撃的なニュアンス)で精心力を削られてしまうので、そういった場合はとくに素早く昇天させたい。しかし、接近された女の子を透視ズームすると、当たり前だが、女の子のあられもない姿もドアップに! 昇天させたい! でも見たい! あなただけ見つめたい! 出会った日からいまでもずっと! そのせめぎ合いが激アツ。
また、スリーサイズを解析するシステムも、本当にニクい。このシステムこそ、本当にゲーム攻略と関係ない。エンディングやスコアに影響することもまったくない。……だが! 男の子は知りたいのだ! あの子のスリーサイズを!!
女の子の服を透けさせたり、スリーサイズを解析したりと、男のDNAを刺激する要素が見事に融合を果たした透視ズーム。ゲームを攻略するだけなら必要ない。だが使ってしまう。考えた人は天使か悪魔のどっちかだと思う。
スリーサイズ解析と女の子の昇天の両立には、かなり忙しい操作が必要になる。ズームをしすぎて女の子からの告白を食らってしまうシチュエーションに、プレイすれば必ず遭遇するだろう。透視ズームはほどほどに、女の子からの告白を受ける前に昇天させる。これが一流のモテ男の嗜みである。
ドキドキモードで狙え! だぶるぴーす昇天!
もうひとつ注目しておきたい要素をご紹介。画面左上のゲージが1本以上溜まっている状態でXボタンを押すと、“ドキドキモード”を使用することができる。これは自分と女の子だけが存在する特別なフィールドを出現させ、制限時間内に女の子の敏感な場所をたくさん触って昇天させるという、親の前で朗読したくなるようなゲームシステムなのだ。
ちなみに、通常時はフェロモンショットで昇天させているのだが、このドキドキモード中は直接触っているらしい。公式サイトにそう書いてある。俺は間違っていない。
エクスタシーショットと同じように、女の子によって敏感な場所は異なっている。「弱いのはどこ? ここ?」と敏感な場所を探しつつ、敏感な場所を見つけたら昇天させるまでオラオラと攻め続ければいい。
敏感な場所を攻め続け、女の子のドキドキが最高潮に達すると、“だぶるぴーす昇天”に!(声に出して読みたい日本語) ドキドキモードには最大で3人の女の子を連れていけるので、3人同時のだぶるぴーす昇天を達成すれば、やりきった男の顔でつぎの日の朝を迎えられるだろう。自分でも何を書いているのか、若干わからなくなってきている。
ちなみに、ドキドキモードが終了すると、画面内のすべての女の子を同時に昇天させる、シューティングゲームの“ボム”のような効果が現れる。ゲージはけっこうすぐ溜まるので、ピンチに陥ったら即発動して告白をやり過ごそう。
コレクション要素に気が付くとヤバい!
ゲームを少しずつプレイすると、だんだんとこのゲームのコレクション要素の奥深さに気が付くだろう。本作をプレイして獲得した女の子の情報は、タイトルメニューの“コレクション”に記録されていく。
コレクションには、さきほど解説したスリーサイズを始め、女の子のさまざまな情報がズラリ。ここの情報は透視ズームでスリーサイズを解析するほか、ステージ中で“手帳”を探したり、ドキドキモードで昇天させることで収集できる。
手帳は学校内のさまざまな場所に落ちている。ヒロインのルートや選んだステージによって配置される手帳が異なるので、いろいろな場所を探す必要がある。
本作には70人以上の女の子が登場。その女の子のスリーサイズを測り、手帳を集め、ドキドキモードで昇天させる。これが本作のエンドコンテンツ=大ボリュームな究極のやり込み要素なのだ。
自分はゲームによくある収集コンテンツをこなすのが大好きなタイプのプレイヤーなので、これが非常に楽しい。集める要素は女の子の情報なので、ふつうのプレイ以上に力が入る想いだ。まだスリーサイズを測っていない女の子を探したり、まだ昇天させていない女の子を探したり、落ちている手帳を拾い集めたり……。ゲームを攻略しつつ、これらの作業をコツコツとこなしていくのは、非常にやり応えがあると感じた。
……はたからみるとちょっとアレかもしれないが、これはゲームなので問題なし。存分に女の子の情報を集めまくろう。
ちなみに、情報をコンプリートした女の子は、いろんな角度から眺めることが可能に! また、その子とのドキドキモードを好きなだけ堪能することも可能だ。コンプリートによるご褒美要素がしっかりと用意されているのがうれしいね。
誰でも楽しめるカジュアルさが魅力! もちろんムフフも!
フェロモンショットで女の子を昇天させる一風変わったシューティングゲームである本作。シューティングゲームなのでエイム力(対象に照準を合わせる能力)がないとクリアーできないのではと思う人もいるかもしれないが、心配ご無用だ。
本作はショットの当たり判定がかなり優しく設定されており、女の子を適当に撃ってもヒットさせやすくなっている。どんな女の子でも、エクスタシーショットを決めれば一発で昇天させられるし、精心力がゼロになってもその場で復活できる。ハイスコアにこだわらなければ、プレイを続けることでいつかはクリアーできる仕組みだ。
また、ゲーム内で主人公の能力を底上げするアイテムを購入可能。これらの要素のおかげで、本作をムフフ目的で購入したシューティングゲーム未経験者でも、楽しくプレイできること間違いなし。非常にカジュアルなゲームであることも、魅力だと感じた。
そして、プレイするごとにどんどん女の子のデータが蓄積されていくやり込み要素もニクい。少しずつあの子のことがわかっていく充実感たるや。ゲームで特定の要素をコンプリートするのが好きだという人なら、きっと楽しめることだろう。しかも、コンプリートした先に用意されているご褒美がムフフだと言われれば、もうやるしかない(使命感)。
モテたい! 女の子の服が透けたらいいな! あの子のスリーサイズは……。そんな男の子の夢ががっつりと詰まった『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』。通常のレビュー記事だと、「いやいや、ムフフなだけでなくゲームとしてもしっかりおもいしろいんですよ」と書きがちだが、本作ではそんなことは言いたくない。
『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』はただ、ただ、ムフフなゲームだ!!
ムフフなゲームで遊びたい! 遊びたくて、遊びたくて、震える。そんな男子諸君は、ぜひ本作を遊んでいただきたいと思う。エクスタシーショット、フォーエバー。
Switch版『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』レビュー。女の子の敏☆感なところをズキュンドキュン! 親の前で朗読したくなる紳士必見のゲーム内容をチェック - ファミ通.com
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