
「男の子として女の子が好き――」
そんな告白を受けたのは、子どもが中学2年の女子生徒だった十数年前のことだ。母親(54)は動揺した。
幼い頃からやんちゃでボーイッシュ。
ずっと男の友だちと仲良くしてきた姿を見てきた。だから、初めてできた女の子の親友を、恋人と勘違いしているのではないかと思った。
「女の子を好きになるのは思春期の一過性の現象かもしれない」とも思った。
養護教諭の言葉に胸をなで下ろしたが…
思い切って、中学校の養護教諭に相談した。「うちの子は、性同一性障害なのでしょうか」。すると教諭は笑ってこう言った。
「胸にサラシを巻いているわ…
「男の子として女の子が好き」 わが子からの告白、母の葛藤といま - 朝日新聞デジタル
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