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Tuesday, May 17, 2022

病気の女の子の前にあらわれた、羽の生えた本と山中伸弥教授――。山中教授の子どもたちへのメッセージがつまった『ブックウィング 山中伸弥とiPS細胞』に心打たれる! - PR TIMES


★あらすじ
ミシェルは長い間、闘病を続けている女の子。なかなか病気が治らないことであきらめかけていた時、窓の外から羽のはえた本をみつけ、手に入れた。ミシェルがその本を持ったまま眠ってしまうと、夢の中で山中伸弥先生に出会った。山中先生は羽のはえた本を広げていろいろな話をしてくれた。
家の中でボヤを起こした少年の頃の山中先生。高校生の時に父親を亡くし、医者になることを決心した。だが、手術がうまくできずに臨床医をあきらめたことも。研究医として生きていくためにアメリカの研究所にわたり、寝ずに研究に励んだ日々。帰国後、研究がうまくいかず、心が疲れてしまったこと。挫折の中で恩師の言葉と仲間の励ましであきらめずに研究を続けた結果、発見したiPS細胞とノーベル賞の受賞。今もiPS細胞で不治の病を治すために現在も研究を続けている。
山中先生の、好奇心を持ち続け、あきらめない姿勢は、闘病中のミシェルの心を勇気づけた。ミシェルは闘病に前向きになっていった。

★編集者より
iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所)の生き方や考え方を、小学生の子どもたちに伝えるために企画した絵本です。闘病をしている女の子と山中教授が、本を通じて語り合う設定になっています。世界中の人たちにも読んでもらうために英訳を併記しました。
テーマは山中先生の本で何度も話されている「塞翁が馬」。山中教授の言葉を借りれば、「失敗や落胆が大きな発見につながったり、挫折を通して力が蓄積される。また、想定外の結果が大きなチャンスにつながっているのだ」とあらわされます。

★著作者紹介
ふじもと みさと(文)
〇ノンフィクション作家、児童文学作家。
〇長年、ドキュメンタリー記者として取材、執筆を重ね、温かい目線で書かれた文章が好評を得る。
〇著書に『ドキュメント 若年認知症』(三省堂)、『ひみつのきもちぎんこう』(金の星社・第62 回青少年読書感想文全国コンクール小学校低学年の部課題図書)『あみちゃんの魔法のことば 夢をかなえる15 の物語(文研出版)』など多数。
〇日本児童文芸家協会会員。

黒須高嶺(絵)
〇埼玉県に生まれる。
〇児童書の仕事に『日本国憲法の誕生』(岩崎書店)、『くりぃむパン』(くもん出版)、『みんなはアイスをなめている』(講談社)、『なみきビブリオバトル・ストーリー』シリーズ(さ・え・ら書房)、『あぐり☆サイエンスクラブ』シリーズ(新日本出版社)、『最後のオオカミ』『五七五の冬』(文研出版)、『秘密基地のつくりかた教えます』(ポプラ社)など。

★商品情報
書名 『ブックウィング 山中伸弥とiPS細胞』
ふじもと みさと・文
黒須高嶺・絵
京都大学iPS細胞研究所国際広報室・監修
山中伸弥・協力
定価 1,650円(本体1,500円+税10%)
ISBN  978-4-580-82499-7
発売日 2022年4月30日(土)より発売
 

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