仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
化学メーカーのクラレ(東京都千代田区)が、3月に小学校を卒業した子どもとその親を対象に、「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」についてのアンケート調査を実施した。その結果「将来就きたい職業」1位は、男の子が「スポーツ選手」、女の子が「漫画家・イラストレーター」だった。
「スポーツ選手」(20.3%)は2020年、21年の調査でも1位を獲得しており、今回も2位を大きく引き離してのトップとなった。2位は「ゲームクリエイター」(5.8%)、3位は「研究者」(5.4%)と続いた。7位の「建築家」(3.7%)は、前年の20位から大きく順位を上げた。
女の子の「将来就きたい職業」のトップは、前年4位から人気が急上昇した「漫画家・イラストレーター」(9.1%)だった。2位は「教員」(6.5%)、3位に「看護師」(6.2%)と続いた。「漫画家・イラストレーター」を挙げた子どもの8割が「イラストレーター」を希望しており、インターネットやゲームなどでイラスト作品に触れる機会が多いことから、憧れの職業となっているようだ。
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親が就かせたい職業は、男の子・女の子ともに「公務員」がトップ
男の子の親の「就かせたい職業」は、前年と同じく「公務員」(20.5%)がトップだった。2位は「会社員」(9.3%)、3位に「エンジニア」(6.8%)と続いた。1位の「公務員」は、4年連続で比率を上げる結果に。
また、女の子の親の「就かせたい職業」でも「公務員」(12.6%)がトップとなった。次いで「看護師」(12.4%)、「薬剤師」(8.7%)、「医療関係」(7.8%)と、医療職が上位に並んだ。
調査は男の子518人、女の子629人とその親を対象に、1月中旬〜3月中旬に実施した。
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