名古屋市中川区にあるマンションの一室に、「中学生以上の女の子の居場所」がある。訪れるのは、家族との関係など、さまざまな悩みを抱える少女たち。代表の久野恵雅(めぐみ)さん(34)は「気軽に来てもらい、安心して話せる場所でありたい」と、彼女たちの声にそっと耳を傾け、見守っている。【加藤沙波】
少女らの居場所「meguru house(めぐるハウス)」は2019年にオープンした。平日午後5~9時や週末の午後に、月10日ほど開催。出生時の性別に関わらず「女の子として生きる人」なら誰でも無料で利用できる。
お菓子を食べながらおしゃべりする子、ノートを広げて勉強する子、スマートフォンをいじる子――。2LDKの室内では、それぞれがリラックスして自由にくつろぐ。久野さんやボランティアが作った温かい食事を振る舞われ、相談したいことがあれば久野さんらが個別で応じている。
気軽に来て、安心して話して 悩める女の子たちへ 「居場所」開放 名古屋で月10日ほど /愛知 - 毎日新聞
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