牧之原市の認定こども園で、3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され熱中症で死亡した事件で、こども園の副園長が事件の責任を取って、今月いっぱいで退職することが関係者への取材でわかりました。
また、女の子のクラスの担任も退職する意向を示しているということです。
牧之原市静波にある認定こども園「川崎幼稚園」では9月5日、3歳の女の子が通園バスの車内に、およそ5時間にわたって取り残され、熱中症で死亡しました。
今回の事件を受けてバスを運転していた増田立義元理事長は理事長と園長を辞任しましたが、杉本智子副園長も、9月いっぱいで退職することが関係者への取材でわかりました。
杉本副園長は、園の安全管理のマニュアルの作成に携わっていたということで、去年7月に福岡県の保育園で5歳の園児が送迎バスの車内に取り残されて死亡する事件が起きたあとも、マニュアルを見直さないなどの不備があったことから、責任を取りたいとして退職を申し出たということです。
また、関係者によりますと、事件当日に女の子が欠席したと考えて保護者に問い合わせをしていなかったクラスの担任も、退職する意向を示しているということです。
休園の状態が続いているこども園は23日に開いた保護者向けの説明会で、10月3日を目安に再開する方針を示していますが、安全が確認できるまで送迎バスの運行を中止すると説明しています。
また、運行を再開した際にも、園から200メートル近く離れた場所にある駐車場の使用をとりやめ、園の近くにバスを止める方針だということです。
通園バス女児死亡事件 こども園の副園長とクラス担任が退職へ|NHK 静岡県のニュース - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment