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Friday, January 27, 2023

“日本手話”で授業を 小学6年生の女の子が提訴 - HTB北海道ニュース

 耳が聞こえない子どもたちなどが通う札幌聾学校で、授業で使う手話をめぐり、ある裁判が起きています。27日、新たに小学6年生の女の子も訴えを起こしました。聾学校で何が起きているのでしょうか。
 道立の札幌聾学校に通う小学6年生の女の子。生まれつき耳が聞こえない「ろう者」です。女の子が幼いころから主に使っていたのが「日本手話」。多くの「ろう者」が使う独自の語彙や文法などを持つ言葉です。日本語にあわせて手話を当てはめた「日本語対応手話」とは異なるといいます。

 女の子は馴染みのある「日本手話」での指導を希望して札幌聾学校に通っていますが、おととし以降、授業で「日本手話」を使うことが少なくなったと訴えています。

 小学6年生の女の子
 「通じない、分からないところが多かった。

 手話が減ったことで友達関係も悪く少しずつ変わってしまった」27日、女の子は教育を受ける権利を侵害されたなどとして、学校を管轄する道に対し550万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。札幌聾学校をめぐっては小学3年生の男の子も同様の訴えを起こしていて今回が2人目です。

 女の子の母親
 「先生方にはとても難しい要求をしていることは重々承知している。ただ、子どもたちのために何が必要かというところを札幌聾学校や道教委、道には十分考えてほしいと思う」

 そもそも、日本のろう学校では音声を使った「口話法」が推進され手話が禁止されてきた歴史があります。

 ■映画から
 「全国の聾亜学校では口話教育を奮励努力していただきたい」

 1月、上川の美瑛町で上映された映画「ヒゲの校長」「口話法」が推進される中、「手話」を守ろうと尽力した大阪市立聾唖学校の高橋潔校長の物語が描かれています。

 ■映画から
 「豊かな心を育むためには豊かな言葉が必要です。
 (だから口話だろう!)手話が必要な子どもたちもいるんだ!」

 映画の制作に関わった前田浩さん。実は北海道では1992年まで聾学校などの教員に「ろう者」を採用しない方針があり、その結果、ろう教育に手話を取り入れるのが遅れていました。

 前田浩さん
 「北海道は口話教育を進めるにあたって、ろうの人は不適であるというふうに解釈していたと思わざるを得ない状況だった」

 その後も保護者が要望を続け、2007年にようやく札幌聾学校で「日本手話」を使った授業が始まりました。あれから15年あまり。約束されていたはずの「日本手話」での授業が受けられていないと訴える子供たち。

 女の子
 「自分に合った勉強方法で学べる学校になってほしい」

 相次ぐ訴えに対し、27日、鈴木知事は…

 鈴木知事
 「学習指導要領に基づく適切な教育を提供することが大切」

 道教委特別支援教育担当・村上由佳局長
 「札幌聾学校では日本手話の授業に関して必要な教員を配置している。(日本手話での授業を)廃止するとか
 そういうことは全く考えていない」

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