04月26日 19:44
迷子の女の子を救った小学生８人に感謝状 勇気ある行動とは 《新潟》
迷子の女の子を助けたとして新潟市の小学校に通う３年生の女子児童８人に感謝状が贈られました。みんなで協力してとった勇気ある行動とは…緊張した様子の８人の子どもたち…４月２６日、警察から感謝状が贈られました。
「大変ありがとうございました」
８人は新潟市西区の赤塚小学校に通う３年生です。協力して迷子になっていた４歳の女の子を救いました。
Ｑ）賞状もらえてどうだった？
〈小学生〉
「うれしかった」「助けてよかった」
４月１０日、放課後の午後３時ごろ…
（リポート）
「現場は赤塚小学校近くのこちらの公園です。小学生８人がこの公園で遊んでいたところ、道端で泣いている女の子を発見したということです」
泣きながら立っていた小さな女の子…その足元は、裸足でした。留守番をしていたところ心配になり母親を探しに家を出たといいます。
〈小学生〉
「靴はいていないのはどうしたのかな、変だなと思いました」
〈小学生〉
「なんでここにいるの？とか、どうしたの？とか（聞いて）そしたら『迷子になっちゃった～』って」
その後、８人は裸足の女の子をおんぶして２５０メートルほど離れた駐在所へ…しかし、当時警察官は不在にしていました。
〈小学生〉
「どうしようかと思いました。なんでこういう時にいないのってすごく思った。大人の人に話そう、なんでもいいからってなって」
声をかけられた女性はすぐに警察へ通報し、迷子の女の子は無事に家族と再会することができました。
Ｑ）怖くなかった？話しかけるの
〈小学生〉
「いや、そんな。だって１年生とか２年生とかほとんど友達だもん」
〈新潟西警察署 桑山朗署長〉
「大人でももしかしたら見逃してしまったかもしれないところ、お子さんたちが異変に気付いて大丈夫かなと心配して勇気を出して行動にうつしてくれた本当にありがたいことですし感謝の気持ちでいっぱいです」
仲良しの８人がとった勇気ある行動…警察は迷子の子どもを見つけたらまずは通報するよう呼びかけています。
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