今田美桜(26)が、11日までに都内で行われたTBS系ドラマ「トリリオンゲーム」(14日スタート、金曜午後10時)制作発表で「『福岡一かわいい女の子』というキャッチフレーズで数年、ハッタリ、かましてました。すいませんでした」と“公開謝罪”した。

今田は劇中で、主演のSnow Man目黒蓮(26)演じる、天性のコミュニケーション能力とハッタリで世を渡る、就活中の大学生・ハルこと天王寺陽が内定を得るも、内定式当日に辞退した「ドラゴンバンク」の社長令嬢・桐姫こと黒龍キリカを演じる。ハルとM!LK佐野勇斗(25)演じるハルの中学の同級生で豊富な知識とプログラミングスキルを持つガクこと平学とのコンビに可能性を見いだし、2人を手中に収めたいと熱望する役どころだ。

ハルの役どころにちなみ、ハッタリをかましたエピソードは? と質問が出た。今田は「いろいろあるんですけど一番、ハッタリだったなと思うのが、とても自分で言うのも恥ずかしい話」と切り出した。そして「数年前、上京してきて、いろいろ紹介していただく時、事務所の方が『福岡一かわいい女の子』っていうキャッチフレーズをつけてくれたけど、そんなわけないから」と笑った。「そんなわけないのに、そういうキャッチフレーズで数年、ハッタリかましてましたね。すいませんでした…と思います。そのハッタリがあって、良かったなと思っているんですけど」と続けた。

ハルとガクが起業した「トリリオンゲーム」社に新卒で入社し、1日目に社長に任命されたリンリンこと高橋凜々役の福本莉子(22)は「人にハッタリをかけたことがなくて…考えたら自分にハッタリをかけます」と言い、笑った。そして、グランプリに輝いた16年の第8回「東宝シンデレラ」オーディションに出場当時のエピソードを披露した。「初めての東宝シンデレラオーディションの時に、お芝居もダンスもやったことがなかったんですけど、合宿審査があって絶対にやらなければいけない。私は学校があって1人だけ遅れて、すでにみんなから出遅れていた」と振り返った。そして「それまでの私だったら絶対、くじけてできなかったところが、ここまで来たら、やるしかないと根拠のない自信で乗り切るしかなくて、自分を鼓舞するためにハッタリをかけることはしていました」と続けた。その結果、今や芸能界で注目の若手に数えられる存在となり「ハッタリかけて良かったです」と笑みを浮かべた。