業界でイベント
「女子」にプログラミングに触れる機会を提供する全国的なイベントが開催されている。プログラミングにおける「ジェンダー格差」を解消しようと、スクール業界が6月1日から30日まで様々な体験教室などを展開している。
「教室を見学に来られた保護者の方が『やっぱり男の子が多いんですね』とつぶやかれたことがありました。その方の背景にどんな思いがあるのか、考えさせられます」。このイベント「ガールズプログラミングフェスきっかけ」(アフレル、GMOメディア主催)に賛同するプログラミング教室のひとつ、南大沢にある「Kidsプログラミングラボ」の石井奈央子さんはそう話す。
小学校でのプログラミング教育は昨年度から必修化された。学校では男女がほぼ半分であるが、民間のプログラミング教室に訪れる子どもは「男子が圧倒的」だそう。石井さんは「保護者の中にはプログラミング=男の子のもの、という潜在意識がある方も」とし、その要因については「例えばピアノやバレエなど女子が多い習い事のニーズは『自己表現』が少なくありません。一方、プログラミング教室が打ち出す主なコンテンツは学習テーマによる『結果が決まっている』もので、自己表現したい女子のニーズに合わない」と考えている。「多くの教室のテーマは『決められたゲームの制作』です。学習の結果がゲームの完成に絞られている時点で、そこに興味を持てない層は、プログラミングに触れるきっかけを逸することになります」
南大沢は19日
Kidsプログラミングラボ南大沢教室では6月19日(土)、小学生、中学生の「女子のみ」を対象としたプログラミング体験会を実施する。テーマは「自分だけのゲームを作ってみよう」。石井さんは「プログラミングでも自己表現は可能です。今回は『ゲーム』より『自分だけの』に焦点をあて、女子に自己表現の可能性を伝えたいと思っています」と話した。参加は無料。定員5人。申し込み、詳細は【フリーダイヤル】0120・471・472へ。
「女の子」にもプログラミングを | 八王子 | タウンニュース - タウンニュース
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