◇ユン・ウンジュ 文
◇イ・ヘジョン 絵
◇すんみ 訳
◇エトセトラブックス 2200円
これはジェンダー(社会的・文化的性差)を乗り越えて、すべての人に自由で公正な社会を実現するにはどうしたらいいかを子どもたちに語る本です。
〇女の子たちへ
・すぐにゆずってしまわないで
・あなたの体をありのまま好きになろう
・「いいえ」「イヤです」と伝えよう、等々十カ条
〇男の子たちへ
・どうどうとこわがってもいい
・言いたいことは、ことばで伝えよう
・あなたがどちらがわにいるかを知ろう、等々十カ条
原題は「女の子と男の子:ステキな人になるために」です。その方法を身近な例を挙げて提言しています。ある意味過激な本で、大人の私がこの本に書いてあることをすべて実践できるかと問われたら、きっとできないでしょう。
けれども子ども時代にこのような視点を知ることはとても大切です。これを読んで肩の荷が下りる子もいるでしょう。
後半には「わたしたち恋します」というページがありLGBTについても触れています。
この本が家にあって、子どもに質問されたら…一緒に考えるしかないですね。(デフォー子どもの本の古本屋店主 田中史子)
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