【漫画】公園の帰りに後を付けられ、自宅が特定…モヤモヤする”放置子”の話
■4歳の子どもが勝手に家にあがりこみ…会うたびにモヤモヤが募る
作者のもっちさんは、子育て中の親たちにむけて『子育てトラブル』のエピソードを掲載していた。投稿をしていくうちに、同じ悩みを抱える人が多いことに気づき、イラストを加えて実際にあったフォロワーの体験談を掲載するようになった。「トラブルといっても、自分には関係がないと思いがちです。しかし子育て中の方は、子どもの通っている幼稚園や学校で、”女性の間で起こるたくさんの悩み”を抱えています」。
4歳で、一人で外遊びをしている女の子。これは、親からの管理が不十分な「放置子」として漫画で扱われている。この体験談がフォロワーから寄せられた際、「小さい子どもを1人で遊ばせている親がいることに、率直に衝撃を受けた」というもっちさん。公園でたまたま出会い、バイバイした後もふらりと付いてきて自宅を特定され、娘が幼稚園に行っている間も自宅に来るように。最終的には幼稚園のお迎えで少し家を空けたとき、鍵が開いていた窓から勝手に侵入。娘のおもちゃで遊びながら「おかえりなさい」と声を掛ける女の子に、恐怖を感じざるを得なかったという。
「この話では、女の子の親に直接会いにいく様子まで描かれてます。私なら親に会いに行く勇気はありません…。私は相手の子どもに直接言って、距離を取るようにしたと思います。体験したフォロワーさんはすごいなぁと思いました」
■子どもを守るために「大人としてやるべきこと」
今回の投稿では「自分も子どもを持つ母親なのに、同年代の子どもを避けようとしている自分がいる」と、対応に思い悩む母親の心情も描かれている。それに対しては、「きっぱり断ることも必要」「児童相談所に相談、警察へ連絡すべき」といった対応方法についてのコメントも寄せられていた。
第三者に相談することについて「放置されている子どもを守る意味でも、大人としてやるべきことだと感じた」というもっちさん。共働き世帯が多く、意図せずして自分の子どもが”放置子”になっていることもあるかもしれない。「放置子の体験談を聞いた時に、自分自身も子どもとの向き合い方を改めようと思いました。常にコミュニケーションをとっていますが、寂しい想いをさせていないか。あらためて、子どもが求めている親との時間を大切にしようと決めました」。
もっとも多かったのが、「相手の母親はなにしてるんだ!」というコメント。しかし、もっちさんは「母親だけが責められる問題ではない」と話す。
「私が共感したのは『父親にも問題がある』という意見です。納得させられたと同時にとても共感しました。私のフォロワーさんのほとんどは、子育てをしているママさんが多く、毎回コメントをたくさんいただきます。このアカウントは私だけで成り立ってるわけではなく、体験談を提供してくれた方や色々な意見をコメントしてくれるフォロワーの方々と作り上げてるインスタグラムだと思っています。私だけが発信する形ではなく、フォロワーさんたちと皆で現代の問題について考えていくアカウント作りをしていきたいです」
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公園で会っただけの女の子が自宅にあがりこみ…”放置子”の実情 子どもを守るため、大人としてすべきこと|オリコン|北國新聞 - 北國新聞
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