10トンを優に超える巨大ダンプカーや、トレーラー操作もお手の物。コロナで停滞続く物流を支えるのは彼女たちだ!
一人親方は大黒柱、シンママが見せる男気――まりさん(29歳)
10歳、7歳、1歳の3兄弟のシングルマザーです。父親が静岡で土木会社の経営をしていて、六年前に私も従業員として十トンのダンプに乗り始めました。
最初はやっぱり怖かったです~。車線ギリギリだし、ミラーが看板に当たっちゃうんじゃないかって。でも、すぐに慣れました。16歳からバイクに乗ってるし、全然いける。
3年前、自分でこのダンプを買って、今は一人親方をしています。運ぶのは残土や砕石、コンクリートガラ。ほぼ静岡県内です。一人でやるほうがやる気が出ますね。子供たちを食べさせなきゃいけないし、頑張った分だけ成果が上がるのが楽しい。
昔から、みんながやってないことをやるのが好きだったんです。10トンダンプを選んだのも、女の子が乗ってたらカッコいいんじゃないかと思って(笑)。今年の5月には19歳から大型免許が取れるように改正されるから、生きのいい若い女の子を従業員として雇えたらいいなって思っています。
写真=深野未季/文藝春秋
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ダンプカーを選んだ理由は「女の子が乗ってたらカッコいいんじゃないかって(笑)」 - 文春オンライン
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