嫁、嫉、妬、妄、なぜ女偏? 中国人の高校生、王安愉さんが抱く違和感だ。結婚した女性だって外で仕事をする。男性にも嫉妬の感情はあるのに――。日本に留学して初めて気付いた漢字のナゾ。そして17歳は「理性的なボクサー」になった。
王さんは沿岸部の青島市で生まれ、2020年度から京都両洋高校(京都市中京区)の進学コースに在籍している。
小学生の時に日本のアニメ「プリキュア」や「アイカツ!」に熱中し、中学生になると「欅坂46」などのJ―POPにはまった。
発音をまねて歌ったり、アニメのセリフを言ってみたり。「日本に身を置いて日本語を学びたい」と思うようになり、両親を説得して留学。昨年、日本語能力試験で最も難しい「N1」に合格した。
そんな王さんが「女偏」を意識し始めたのは、高2の夏休みのこと。
動画で紹介されていた日本の本
なんとなく見ていた動画配信サイトで、中国人が日本の本のことを紹介していて、目が留まった。
「女の子はどう生きるか」(岩波ジュニア新書)。社会学者の上野千鶴子さんの著書だ。
■「女の子なんだから」にモヤ…
男性にも「嫉妬」あるのに、なぜ女偏 17歳中国人留学生の違和感 - 朝日新聞デジタル
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