大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)初日リハーサルが28日、東京・NHKホールなどで始まり、10組のアーティストが登場した。5人では最後の紅白となるKing&Princeは、パフォーマンスでファンへの恩返しを誓った。山内恵介(39)と日向坂46は、「きつねダンス」で今年球界を席巻した日本ハム公式チアリーダー「ファイターズガール」との豪華コラボレーションで“きつね祭り”のステージを繰り広げた。

   ◇   ◇   ◇

紅白の舞台で“きつね祭り”が開かれる。山内は「恋する街角~きつねダンスRemix~」を披露。序盤に背後のスクリーンに野球場が映し出されるなか、ファイターズガールが「きつねダンス」を披露。その後、山内が背後から登場する演出となり「女の子の匂いがすごくして1年間のご褒美のようなそんな感じです」と笑顔を見せた。歌唱中に軽いきつねダンスの振り付けを披露する場面もあり「自分でいうのもなんですけど、きつね顔なんでハマりましたね」と、ドヤ顔をみせた。本番では乃木坂46のメンバーも登場し、ステージに花を添える。

続く日向坂46は、ライブでは派手な演出が定番になっている、グループの隠れた名曲「キツネ」を歌う。直前に歌唱する山内とファイターズガールがそのままステージに残り、一緒にステージを盛り上げる。キャプテンの佐々木久美(26)は「きつねダンスが大流行していたのをもちろん知っていたので、そういう流れで私たちのライブで定番の『キツネ』を披露できるのはうれしいです。山内さんもいらっしゃいますし、すごく豪華な演出になっていると思うので、みんなでキツネというコーナーを盛り上げられたらと思います」と意気込んだ。

同曲でセンターを務める小坂菜緒(20)は「このタイミングで披露させていただけるとは思っていなかったので、正直ビックリしました。22年の最後に会場のみなさんを盛り上げられると思う楽曲になっていると思うので、頑張りたいと思います」と話した。