DMM GAMESは、スマートフォン(DMM GAMESストア)およびPC(ブラウザ、DMM GAME PLAYER)向けゲーム「シャングリラドライブ」のサービス開始を2023年初夏に予定している。基本料金無料で、アイテム課金制。公式サイトにて事前登録受付中となっている。
本作は、DMM GAMESオリジナルの完全新規タイトルで、“メカ×美少女RPG”という燃えと萌えが融合した非常に熱い作品となっている。
サービス開始に先駆けて、弊誌では「シャングリラドライブ」を先行プレイすることができたので、体験した際のプレイフィールやゲームの魅力などをお届けしよう。
【【シャングリラドライブ】公式プロモーションムービー_公開中!】
3Dだから表現できた、魅力的なメカと美少女!
本作のストーリーは、AIに世界の半分を支配された「シャングリラ大陸」を舞台に人類解放のため、魔導兵器を支配下に置く「オートマタ」と少女たちの戦いを描いている。
不完全な人類に替わって、完璧であるAIが世界を支配するというディストピアな作風も見所の1つで、プレーヤーを物語にグイグイと引き込んでくる。
本作は、メカや女の子たちがアニメ調の3Dで描かれているのが最大の特徴。敵の巨大メカや女の子、そして女の子が搭乗するライドギアのグラフィックスは非常に美しい。
開発当初は2Dの予定だったそうだが、3Dへの挑戦により、2Dでは見せられない“メカによる迫力の戦闘シーン”や“女の子の可愛らしい表情や仕草”などを見事に表現している。
バトル中の演出やスキル演出などは何度も修正し、3Dならではのアングルやポージングなども相当こだわり抜いたそうだ。そういった努力の甲斐もあって、とても見応えのあるゲーム映像となっている。
遊びやすさを重視したノンストレスな戦闘システム!
ここからはゲーム部分について触れていこう。オーソドックスなスタミナ制を採用したシステムで、戦闘パートとストーリーパートの2つを交互に行いゲームを進めていく。
戦闘パートに入ったら即戦闘に突入するのではなく、「ダンジョン」が広がっている。「ダンジョン」にはマスがあり、移動したいマスをクリック(タップ)して進軍。最終的に、ダンジョン最奥のゴールに到達すればクリアとなる。
ダンジョンのマス目には、アイテムや資金を得られるものや、通過するとダメージを受けてしまうトラップマスなどの様々な効果のマスが用意されている。初めのうちは単純な一本道のダンジョンだが、ゲームが進むにつれて複雑な構造になってくるので、いかにダメージを受けずにアイテムを回収して進むか、進行ルートの選択も重要になってくる。
ダンジョンには敵のオートマタも存在し、触れることで戦闘に突入する。オートマタとのバトルは基本的にはオートで進行。画面下に表示されたタスクの順番に敵味方が行動していく。操作の手間の掛からないゲーム性で、ストレスなく派手な戦闘が楽しめる。
基本オートではあるもののプレーヤーが介入する余地が全く無いという訳ではない。ゲージが一定溜まると使用することができる「アキアカネスキル」と「アサルトチャンス」という2つの要素が存在し、アキアカネスキルはパーティーメンバーの回復などのサポートを行うことができ、アサルトチャンスは戦闘メンバーが持つ強力なスキルを発動することができるのだ。
どちらの効果もゲージさえあれば行動順に関係なく好きなタイミングで発動できるので、敵の行動の割り込みにも使える。ダンジョンで待ち受ける強敵のボス戦などでは、使用するタイミング次第で戦況が大きく変わる重要な要素となっている。シンプルながら戦略性もある面白い戦闘システムである。
ソーシャルゲームといえば、腰を据えてじっくり遊ぶというよりもちょっとした隙間にサクッと遊ぶというスタイルが一般的だろう。本作のダンジョン攻略型というゲーム性はサクッとプレイできる部類のタイトルではないように思えたが、実際にプレイしてみると1つのダンジョンの攻略にかかる時間は5分程度とそこまで重い内容ではなかった。
普通に遊んでいても特にストレスは感じなかったが、さらに快適に遊べるよう様々なシステムが用意されている。まずダンジョン攻略のオート機能が備わっており、ゴールを目指して自動で進軍してくれるのだ。ゴールへ向けて直進するためアイテム収集などには期待できないが非常に便利な機能だ。
そして戦闘のクイック機能もあり、これを使えば、ダンジョンで敵と遭遇しても戦闘シーンに入らず戦闘結果だけが表示されて終わりになる。サクサク感たっぷりであり、オート機能と合わせれば爆速でダンジョンを攻略できる。クイック機能はボス戦のみは使用することができないが、戦闘シーンは最大3倍速まで加速することができるのでプレイしていて面倒が一切ない設計であった。
女の子を愛でるも良し、メカをカスタムするも良しのやり込み要素満載!!
ゲームに登場するメカは本作を支える魅力的な要素ではあるが、もっとも大きな軸となるのは荒廃な世界に彩りを添えている女の子達だろう。しかも、“どんな嗜好の紳士にも刺さる多彩なジャンルの子”が用意されている。
ロリ系からお姉さん系までの属性を押さえているのはもちろんのこと、「猫人」や「妖狐」、「兎人」などのケモナー歓喜のキャラクターや、「竜人」、「吸血鬼」、「夢魔」、「幽霊」などのマニアックなところまでカバーしているのだ。
魅力的な女の子がいっぱいでも、どうせガチャなんでしょ――と思うところだが、キャラクターはストーリーの進行で仲間になるという仕様で、ゲームを進めればもれなくパーティに加えることができる良心設計である。
ホーム画面にお気に入りの女の子を配置して、360度あらゆる角度から眺めることもできる。身体をクリックすると様々なリアクションを取ってくれるので、いろいろなポイントを触りたくなる。
さらに、3Dならではの着せ替え機能も存在している。ホーム画面の女の子はもちろん、好きな衣装を着せてそのまま戦闘に出撃させることができるのも熱いポイントだ。
女の子との仲を深める要素もあり。戦闘で活躍させたり、アイテムの贈り物をあげることで「クロスリンクレベル」が上昇し、パラメータアップと共にキャラクター固有のストーリーが解放されていく。
本編のストーリーでは描かれない女の子との甘々な展開が待っており、クロスリンクレベルを上げれば上げるほどお気に入りの女の子への愛着がどんどん湧いてくる。
クロスリンクレベルの他にも、本作はキャラクター強化周りのシステムがしっかりと作り込まれている。パイロットに装備させる「メモリードライブ」の強化でスキルの性能アップをはじめ、搭乗するライドギアの強化やパーツの換装なども行うことができるのだ。
ライドギアの開発や強化素材はガチャではなくダンジョンで手に入るので、延々とダンジョン攻略に明け暮れてしまう。シンプルなゲーム性ながら本格RPGのようなやり込み甲斐のある作品となっている。
今回プレイしたDMM GAMESの意欲作「シャングリルドライブ」は、PCとAndroidで2023年初夏の配信を予定している。メカ好きの硬派な紳士も、美少女を愛してやまない紳士も、どちらの層も満足できる内容となっているので今後も本作に注目してもらいたい。
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