2023/7/24 19:00
7月期の新ドラマが続々とスタートしているが、早くも視聴者からは「メインキャラにあまり共感できない」といった厳しい意見が寄せられている。
共感できないキャラをメインに据えた意図とは、いったい何なのだろうか。
指摘されているドラマの一つとして、〝執行官〟を題材にしたお仕事コメディー『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)が挙げられる。
主人公の吉野ひかり(伊藤沙莉)は、今どき珍しいくらいお人好しで、明るく親しみやすい性格の持ち主。
その反面、自分の〝正義〟を振り回す一面もある。家賃を滞納していた家族を擁護し、自分の仕事を全うする執行官・小原樹(織田裕二)を非難していた。
『ばらかもん』(フジテレビ系)の主人公・半田清舟(杉野遥亮)に対しても、視聴者の反応は実に冷ややかだ。
清舟は書道のことになると頭に血がのぼりやすく、第1話では小学生の女の子を『うるさい! お前に俺の字の何がわかる!』と怒鳴りつけていた。
相手が誰であろうとすぐに感情的になってしまう清舟に対し、視聴者はハラハラしてしまったようだ。
ドラマライターは「今作では、主人公やヒロインにフォーカスしていないのでしょう。
どのドラマも脇役が豪華で、『18/40~ふたりなら夢も恋も~』には鈴鹿央士や上杉柊平、松本若菜、『ばらかもん』には田中みな実や遠藤憲一、中尾明慶が出演しており、期待の子役らの活躍も見逃せません。
さらに、『シッコウ!!』では執行対象役としてゲスト出演者が毎回登場し、第1話には中村俊介と鳥居みゆき、第2話には細田善彦が出演していました。
脇役たちを際立たせるために、あえて共感できないキャラクターをメインに据えているのでは。
ネームバリューのある俳優をメインキャラに起用しつつ、脇役にもスポットを当てる手法は、今後のドラマ制作の定番となるかもしれませんね」と話しているとまいじつが報じた。
共感できない! 今期ドラマ“好感度低め”なメインキャラが多いワケは… - まいじつ編集者:いまトピ編集部
7月期『新ドラマ』女の子を怒鳴りつけ…「メインキャラに共感できない」 - goo
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