三重県四日市市で22日午後、自転車に乗って横断歩道を渡っていた小学3年生の女の子が乗用車にはねられ死亡しました。

 22日午後1時45分ごろ、四日市市楠町の市道で近くに住む小学3年生・前原舞雪さん(9)が、自転車に乗って横断歩道を渡っていたところ、左から来た乗用車にはねられました。

 前原さんは頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察は乗用車を運転していた鈴鹿市の建設業・小掠直行容疑者(61)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 小掠容疑者は「右折してきた車に気を取られ、横断中の少女に気付くのが遅れてしまった」と供述し、容疑を認めているということです。

 現場は住宅街にある信号のない交差点で、警察は容疑を過失運転致死に切り替え、事故原因などを詳しく調べています。