アニメ「SPY×FAMILY」(スパイファミリー)は、遠藤達哉氏が「ジャンプ+」で連載する同名漫画を原作とする作品です。2019年に連載が開始された原作漫画のコミックスは、2022年5月現在第9巻までが刊行され、シリーズ累計発行部数1800万部を超えるヒット作となっています。アニメは分割2クールでの放送で、1クール目の放送は2022年4月9日から開始しています。
【動画】SPY×FAMILY
この記事で取り上げるベッキー・ブラックベルは、主人公である凄腕スパイのロイド・フォージャーが、ミッション遂行のために作った偽りの娘役・アーニャのクラスメイトとして登場します。ミッションの成否を左右するアーニャの学園生活において、彼女の親友となる重要な存在として描かれます。ロイドに課せられたミッションのターゲットではありませんが、ベッキー自身も大企業のCEOを父に持つお嬢様で、ほかの個性的な面々に負けない魅力を持っています。
目次
- ベッキーが登場するアニメ「スパイファミリー」とは
- アニメ「スパイファミリー」ベッキーの基本情報!プロフィールを紹介
- アニメ「スパイファミリー」ベッキーは恋バナ大好きなお嬢様
- アニメ「スパイファミリー」ベッキーの登場はいつ?
- アニメ「スパイファミリー」ベッキーとアーニャの友情が熱い!
ベッキーが登場するアニメ「スパイファミリー」とは
西国(ウェスタリス)の凄腕スパイ“黄昏(たそがれ)”に課せられた、新たな任務の「オペレーション〈梟〉(ストリクス)」。それは、冷戦状態にある東国(オスタニア)の国家統一党総裁“ドノバン・デズモンド”に近づくため、「一週間以内に子供をこさえて、ドノバン・デズモンドの息子が通う名門校イーデン・ガレッジの懇親会に潜入する」というものでした。
任務の遂行のため、“黄昏”は精神科医ロイド・フォージャーと名乗り、孤児院から引き取った女の子・アーニャを娘役にします。さらに、必要に迫られてヨル・ブライアという女性を母親役に迎え、3人で偽りの家族を作ります。ロイドは当然、「スパイ」であることを2人に隠していますが、アーニャとヨルにもそれぞれ「心を読める超能力者」「“いばら姫”のコードネームを持つ殺し屋」という秘密がありました。
心を読めるがゆえに謎の行動が多いアーニャと、殺し屋なのに純粋で浮世離れしたヨル。ロイドはそんな2人に振り回されながらも、巻き起こるトラブルを乗り越え、ミッションを進めていきます。
アニメ「スパイファミリー」ベッキーの基本情報!プロフィールを紹介
ベッキーは大手軍事企業ブラックベルCEOの娘で、裕福な家庭の子女が多いイーデン校でもかなりのお嬢様です。ツインテールがトレードマークで、ちょっと吊り上がった目は勝気そうな印象を与えます。フォージャー家の娘役であるアーニャの親友で、学校では一緒に過ごすことが多いです。
ベッキーの基本情報【プロフィール】
フルネームは、ベッキー・ブラックベル。身長や誕生日などのデータは、まだ公開されていません。家族は父親が東国の大手軍事企業ブラックベルのCEOであり、裕福な家庭に育ったことが明かされています。イーデン校では、アーニャと同じ1年3組に所属。成績は「そこそこ優秀」と自分で言っているとおり、定期考査では上位20%に入った成績優秀者です。
ベッキーの基本情報【声優】
ベッキーを演じる声優は加藤英美里(かとう えみり)さん。代表作は『らき☆すた』柊かがみ、『オーバーロード』アウラ・ベラ・フィオーラなどです。
アニメ「スパイファミリー」ベッキーは恋バナ大好きなお嬢様
ベッキーとアーニャが入学するイーデン校は、東国屈指の名門校です。裕福な家庭や名家の子女が多く通うなか、ベッキーはトップクラスのお嬢様という位置づけになっていて、自宅から毎日、運転手付きの高級車で通学しています。
子供らしからぬおませな性格で、ドロドロした恋愛ドラマが大好き。スパイアニメにしか興味がないアーニャと、いつも噛み合わない会話をしています。
また恋愛に興味津々で、ミッションのために「ダミアンと仲良くならねば」と思っているアーニャの行動を見て、「アーニャがダミアンのことを好き」と勘違いする、思い込みの強い一面も。強気な性格でワガママなところもありますが、友達であるアーニャを応援する優しさも持ち合わせている女の子です。
アニメ「スパイファミリー」ベッキーの登場はいつ?
ベッキーは、ストーリーの冒頭から登場するキャラクターではありません。偽りの家族となったフォージャー家の奮闘により、アーニャが入学試験をクリアして、イーデン校に入学してから姿を見せます。ベッキーの原作コミックスでの初登場は2巻MISSION8のイーデン校入学式。その日のうちに、アーニャと仲良くなります。アニメでも、同じエピソードが放送された第6話から登場しています。
アニメ「スパイファミリー」ベッキーとアーニャの友情が熱い!
ベッキーがイーデン校の入学式にて、最初に声をかけた女の子がアーニャです。入学式で意地悪をしてきたダミアンをアーニャが殴るのですが、そのときに「ダミアンがベッキーの足を踏んだ」ことを口実にしました。それを真に受けたベッキーが、感動してアーニャに好感を抱くようになったのです。
それ以来、2人はしょっちゅういっしょにいて、お互いが一番仲の良い友達関係になっています。生粋のお嬢様であり、高級車で送迎されるベッキーは、スクールバスで登校するアーニャにマウントを取ったりもしますが、アーニャのことは大好きで、おおらかなアーニャも気にせず仲良く過ごしています。
心が読めるアーニャは、入学直後に周囲から向けられた陰口やネガティブな感情を怖く感じていました。そんなとき、純粋な好意でアーニャの心を救ったのがベッキーだったのです。
超能力もあり、突飛な行動を取ることも多いアーニャは、周りの子どもたちから変な目で見られたり、意地悪を言われたりしています。そんなときでもベッキーは、アーニャの側を離れなかったり、毅然と言い返したりするなど、つねにアーニャの味方であることを貫きます。周りがどう言おうと純粋に仲良くしてくれるベッキーは、とても大切な存在であり、学園生活での心の支えになっています。
アニメ「スパイファミリー」ベッキーのまとめ
ベッキーは、イーデン校に入学したアーニャのクラスメイトにして、一番の親友です。心を読む能力を持つアーニャは、周囲の子どもから向けられる冷たい心の声に傷つくこともありますが、そんなときでもつねに味方でいてくれるベッキーは、大切な存在だといえるでしょう。
ベッキー本人も、大手軍事企業ブラックベルCEOを父に持つ超お嬢様なのに、ドロドロした恋愛ドラマを好むなど、子どもらしからぬ個性的なキャラクターでもあります。年相応なかわいらしい外見とのギャップもあり、これからの活躍が期待されるキャラクターです。
(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会
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